この冒頭の部分は本文のための例文です。例文と言っても内容は本文に関連する内容です。読み飛ばしていただいても結構ですが可能であれば読んでいただきたいです。無理やり統一させるのも意外と難しいです。・・・です。・・・です。
語尾の統一は稚拙に感じる
改めまして、今回の内容は【語尾は統一してはならない】と言う内容です。
冒頭で例文を読んでいただいた方にはこの章のタイトル「語尾の統一は稚拙に感じる」をご理解いただけたかと思います。(稚拙=幼稚である、幼い)
この例文ですが、「~です。」という語尾が4回も連続して出てきています。
そうすると読み手はどう感じるのか。それが今あなたが感じている「読みづらさ」であったり「稚拙さ」「イラつき」になってくるのです。
「~です。」「~です。」「~です。」「~です。」
「~ます。」「~ます。」「~ます。」「~ます。」
この章では「同じ語尾が続いてる文章を読むとストレスを感じることが有る」といった点だけ覚えていただければよいでしょう。
同じ語尾は何度までならOK?
これはズバリ2回まで。としておきましょう。
実は先程の文章の中に「思います」「出てきています」と「~ます」が連続して出てくる箇所がありました。
しかし冒頭の例題と比べてそこまで気になる箇所では無かったのではないでしょうか。
これまで文章を読んできて同じ語尾が2度続いているからといってイライラしたり稚拙だと感じたことの無い方であれば2回までは連続した語尾でも良いかと思います。
ここで重要なのは「これまで文章を読んできて」という一文。
あくまでもブログの文章や報告書の文章などは読み手側がどう感じるか、という事が最も重要です。
ですので3回・4回と同じ語尾が続いたとしても実際に読んでみて違和感を感じなければ問題ありません。
「です、ます」VS「だ、である」
これは文章を書いていると必ずぶつかる問題です。
基本的には「です、ます」「だ、である」のどちらかを統一して使用することが望ましいとされています。
因みにこの記事に関しては「です、ます」調をベースに書いていますが、ところどころそうでは無い箇所がある事がお分かりでしょうか?
つまり何が言いたいのかいうと「ですます」(語尾)に拘ればいいというわけでもないということ。
時には単語で言い切る体言止めや「だ、である」調を織り交ぜることで変化を生み、読み手側の刺激になればそれは正解という事になります。
極論を言うと、どのような文章になろうとも読み手が楽しいと感じられる文章であればそれが正解なのです。
これからも読者ファーストで読みやすく分かりやすい文章を一緒に作っていきましょう!
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