ロジック【logic】(論理) × エモーション【emotion】(情動)
SNS関連の書籍を読んでいる際に【相手を動かすのはロジック×エモーションである】というフレーズを目にしました。
それだけ聞いてもピンとこず、読み進める事でハッとさせられましたので、今回はこの内容について皆さんにも共有しようと思い記事を書くことにしました。
ロジック×エモーションとは
まず初めにあなたが思い浮かべる話がうまい人を想像してください。
政治家でも学校の先生でも営業の人でも誰でも結構です。
それでは2点質問をします。
Q1:その人は無感情で淡々と喋るタイプの人ですか?【 YES / NO 】
Q2:その人の話は理屈が通っていると感じますか?【 YES / NO 】
恐らくQ1は【NO】、Q2は【YES】となったのではないでしょうか?
もしそうであればその人はこの記事でこれから語る内容を既に実践できている人でしょう。
つまりなにが言いたいか。ですが
感情的(情動的)かつ論理的が最強である。というお話をこれからしていきます。
論理的なだけの人
まずロジックの部分ですが、感情表現が乏しく理論だけで全てが何とかなると思っている人の話を聞こうと思いますか?
マンガなどでいうと【細身であごが尖っていてスクエアタイプのメガネをかけているような奴】のことです。(完全に偏見ですが↓のような感じです 笑)
正直どんなに正しいことを言っていても「ふ~ん・・・」ってなっちゃいますよね、、
これは本能的な部分でロボットと話しているような気になり感情移入できないためです。
情動的なだけの人
情動的と言っても普段使わない単語です。
より分かりやすくいえば「感激・感動・情緒」という言葉に近いものとしてご認識ください。
イメージとしてはロジックの一切無い松岡修造さんのような感じですかね。
※松岡修造さんにロジックが無いと言う意味ではありませんのであしからず!
「もっと頑張れよ!」「頑張ればできるよ!」「あきらめるなよ!!」
それだけ言われても「はい!分かりました!」とは中々なりませんよね(;´∀`)
余程その人のことを尊敬できるなどの付加価値が無ければ難しいかと思います。
情動的なだけの人=感情論で物事を語る人 と言い換えてもいいかもしれません。
ロジック×エモーションの例
ここまではロジック/エモーションだけの人を説明してきました。
ここではそれらを併せ持つ例文を1つご紹介しようと思います。
いかがでしょうか。
内容としてはどちらも挨拶を1ヶ月することで相手と親密になれるということを書いているのですが、受ける印象は結構違うと思います。
ロジックの部分はデータを元に話を進めており納得はするもののいまひとつ実行に移せない気がする。
エモーションの部分は「まぁ、たしかに」とはなりますが、ごりごりの精神論でその1ヶ月はどこから来たの?って思ってしまうでしょう。
それではここでロジックとエモーションを掛け合わせてみましょう。
文脈上、少しロジックの部分が多くなってしまいましたが、データの中に精神論が入ってくることで親近感を持ちやすくなりませんか?
単純な精神論でもなければ理詰めで語られるロボットのような文章でもない。
これなら「挨拶するだけでも効果があるんならやってみようかな」と思わせられる文章になります。
おわりに
ロジックだけでもエモーションだけでも駄目ではありませんが、更に深く共感してもらうためにはそれら2つを兼ね備えた文章になることが最も効果的です。
これはブログを書くときだけではなく、Twitter等のSNSで発信するときにも有効な手法ですので、頭の中に入れておき、
「この文章、ロジック(エモーション)しかないからもう少しエモーション(ロジック)も入れてみるか。」と考えていただけるだけでこの文章を書いてよかったと思えます。
拙い例文で少し分かりにくかったかもしれませんが、なんとなく言いたい事を察していただければ幸いです♪
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