この記事は2月11日の前後に朝礼のスピーチで話して欲しい内容になります。
記事後半にはスピーチ原稿を音声付でご用意していますので、スピーチをする際は是非ご活用ください。
建国記念日?建国記念の日?
まず建国記念の日を語る上ではこの2択は欠かせません。
正しくは建国記念の日ですが、なぜ建国記念日では間違えなのかをご説明します。
まず記念日という言葉の意味を調べると
何らかの物事や過去の出来事を記念する日である。
という説明が出てきます。
これは例えばあなたの誕生日が2月10日だとすると2月10日があなたの誕生記念日であるということ。
つまり、正確な日にちが分かっている日にのみ用いられる言葉です。
現在の建国記念の日は紀元前660年に日本の初代天皇とされる神武天皇が即位した日とされているのですが、この日は現在の歴史学上明確な根拠が存在せず、あくまでも建国神話上で旧暦の1月1日(現在の2月11日)とされているだけなのです。
したがって厳密な日付が分からない日を記念日とする事は難しいと言うことから記念の日とするに留まっているのが現状です。
記念日ではなく記念の日。『の』という1文字が入るかはいらないだけでここまで大層な理由が有ることを今回の調査で初めて知ることが出来ました。
因みにこの『建国記念の日』は元々は建国記念日として制定される予定で1957年に法案として提出されたが、当時の野党が反発し廃案に。その後9度もの提出をするが全て廃案に。
結局(『建国記念の日』)のを1文字追加することで “建国されたという事象そのものを記念する日” という解釈でようやく可決したと言う背景が有る。
建国記念の日か建国記念日か。この2択にこのような経緯があったとは正直調べるまでは私自身も知りませんでした。
大変長くなってしまいましたが、いよいよスピーチ原稿です。
今回は最終的に言葉の扱いには気をつけようという風にまとめられるような内容で約1分間のスピーチになるように原稿を作りました。
スピーチ原稿【音声付】
みなさん、おはようございます。
今日は建国記念の日についてのスピーチをしようと思います。
突然ですが、建国記念の日と建国記念日のどちらが正式なものかをご存知でしょうか?
この二つの違いは建国記念のあとに『の』が入るかどうかなのですが、これが意外と重要な意味を持ちます。
初めに正解を言うと建国記念の日と言うのが正しい名称です。
記念の日と記念日には明確な違いが有るのですが、これはその日が正確な日にちであるのかどうかという事です。
現在の建国記念の日とは紀元前660年に日本の初代天皇である神武(じんむ)天皇が即位した日で旧暦の1月1日、現在でいうと2月11日になります。
しかしこの2月11日というのはあくまでも建国神話での話であり、正確性に欠ける事から厳密な表現である記念日という表現ではなく記念の日という名称に定められています。
ただ『の』という一文字が入るかどうかでここまでしっかりとした根拠があるように、私達も言葉を扱うときは正確に意味を把握してから使っていくようにしましょう。
以上です。
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