前回の記事に引き続きおすすめの著者・作品をご紹介していく記事の第10弾となります。
詳細に関しては第1弾に記載させていただいておりますので、もし良ければ第1弾の「伊坂幸太郎編」からお読みいただけると幸いです♪
因みにこの記事を書くきっかけになったツイートがこちら!
前回は「ドミノ」をご紹介しましたので、今回は「チーム・バチスタの栄光」という作品についてネタバレの無い程度にご紹介していきたいと思います♪
チーム・バチスタの栄光 / 海堂尊
小説「チーム・バチスタの栄光」宝島社(2006/2)
先ほど挙げたツイートの上から10番目に記載しておりましたこちらの書籍。
ジャンルとしては大衆文学になり、医学的な要素もあるミステリー小説。
こちらの作品は映画化・ドラマ化・漫画化もされており知名度としては抜群のためご存知の方も多いと思います。
ざっくりと小説の内容を説明すると、
- 病院内部の物語
- 医療ミスにまつわるお話も
- 真面目神経内科医:田口と変人な役人:白鳥の名コンビ
- 不自然な3件の術中死の謎を解明すべく奔走する2人を描く
このようになります。
あまり書きすぎるとネタバレになってしまうため割愛させていただきますが、ドラマ・映画は見たよ!って方にも是非読んでいただきたい1作になります。
東城大学医学部付属病院では、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門チーム「チーム・バチスタ」を作り、次々に成功を収めていた。ところが今、三例続けて術中死が発生している。しかも次は、海外からのゲリラ少年兵士が患者ということもあり、マスコミの注目を集めている。そこで内部調査の役目を押し付けられたのが、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口と、厚生労働省の変人役人・白鳥だった……。
Amazonより
(バチスタ手術とは)
バチスタ手術は、学術的な正式名称を「左心室縮小形成術」という。一般的には、正式名称より創始者R・バチスタ博士の名を冠した俗称の方が通りがよい。拡張型心筋症に対する手術術式である。肥大した心臓を切り取り小さく作り直すという、単純な発想による大胆な手術。(本書より)
著者からのコメント
Amazonより
組織は安寧だという盲信が崩壊した現代。それは医療の世界も同じこと。悪意は加重増幅され、カタストロフへなだれこむ。善意や向上を目指す意志は砕かれる。それでも何かを守るため、見えない敵と闘い続けるヤツがいる。大学病院という密室の壁を破るのは、蜘蛛の糸より細い意志を紡ぎ合わせた“何か”なのだった、という話です。とは言うものの、白状すれば理屈は後付け、執筆中も読み返した今も、物語に対する自分自身の感想は“ああ面白かった”なのでした。
初版が2006年と13年前の作品ですので、Amazonでは1円+送料等の出版もあります。
ここまでで気になった方がいらっしゃいましたら、是非こちらのリンクからご確認ください!
ドラマ「チーム・バチスタの栄光」/主演:伊藤淳史
実はこちらの作品、伊藤淳史主演で○年にドラマ化もされています。
テレビやネットでも中々の話題になり、覚えている方も多いのでは無いでしょうか?
私個人としてはこれから読む本の内容は可能な限りシャットアウトしたいと考える人間ですので、同様の考えをお持ちの方は映像等を極力目にせずに原作をお読みください♪
↑Amazonプライムをご登録されている方は上記の画像をクリックでご覧になることが出来ます♪
映画「 チーム・バチスタの栄光」/主演:竹内裕子
今度は映画の情報です。
こちらの作品はドラマと映画でキャストが全く異なります。
田口(主演):竹内裕子、白鳥:阿部寛 という超人気の二人がタッグを組んだ1作になります。
初上映が2008年ともう10年以上昔の作品ですが、小説を読んだ後に見るとより楽しめること間違いなしです!
こちらはその映画の予告編ですが、主演が小説とは異なり女性であるということ以外は作品の流れは捉えていますので、どんな作品化興味の有る方はサラッとご覧になってみてください♪
おわりに
今回は「おすすめの本をご紹介」企画の第10弾として
「チーム・バチスタの栄光」/海堂尊
をご紹介させていただきました!
海堂さんはチームバチスタのシリーズとして
- チーム・バチスタの栄光
- ナイチンゲールの沈黙
- ジェネラル・ルージュの凱旋
- イノセント・ゲリラの祝祭
- アリアドネの弾丸
- ケルベロスの肖像
- カレイドスコープの箱庭
という作品を発表しています。
1作目を読んで海堂さんのセンスに惹かれた方は、是非シリーズ読破に挑戦してみてください♪
↓2020/2/3 追記
併せて読んで欲しい#名刺代わりの小説10選
↑2020/2/3 追記
併せて読んで欲しい#名刺代わりの小説10選
コメント
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